コープデリの置き配解説！不在・オートロックの疑問解決

2025年8月2日

コープデリの利用を検討しているけれど、「宅配は置き配ですか？」「家にいない時はどうすればいいですか？」といった疑問をお持ちではないでしょうか。特に、仕事や外出で日中留守にしがちなご家庭や、オートロック付きのマンションにお住まいの場合、商品の受け取りに関する不安は大きいですよね。

この記事では、コープデリの置き配サービスについて、不在時の連絡の要否から、急に受け取れない場合の対応、保冷が何時間持つのかという疑問、そして配達後の箱の回収方法まで、あらゆる角度から詳しく解説します。また、置き配ができないケースや、配達日時の変更、カバーを使った安全対策、利用開始時の設定方法についても触れていきますので、あなたの不安や疑問がきっと解消されるはずです。

この記事でわかること

コープデリの置き配サービスの基本的な仕組み
不在時や急に受け取れない場合の具体的な対処法
オートロックマンションで置き配を利用する際の注意点と解決策
商品の鮮度を保つための工夫や安全対策の詳細

コープデリの置き配は不在時でも大丈夫？

不在時連絡は基本的に不要
置き配の利用設定はどうする？
商品を保護するカバーはある？
置き配は何時間くらい大丈夫？
利用後の箱や保冷剤の回収方法は？

不在時連絡は基本的に不要

コープデリの宅配サービス「ウイークリーコープ」や「デイリーコープ」では、配達時に不在であっても、基本的に事前の連絡は不要です。あらかじめ指定した場所に商品を置いてもらう「置き配」サービスが基本となっているため、急な外出や用事があっても安心して利用できます。

毎回配達時間を気にして在宅する必要がないのは、共働き世帯や子育てで忙しい方にとって大きなメリットと言えるでしょう。ただし、旅行などで数日間家を空ける場合は、商品の品質保持の観点から、事前に配達をお休みする手続きが必要です。

サービスの休止・再開は簡単

長期不在の場合は、担当のコールセンターやインターネットの組合員向けサイトから、簡単に配達の休止手続きができます。もちろん、再開も同様に手続き可能です。

置き配の利用設定はどうする？

置き配の利用は、コープデリの加入手続きの際に設定するのが一般的です。担当スタッフと相談しながら、自宅の玄関先や物置、ガレージの中など、最も安全で都合の良い場所を置き場所に指定します。

その際に、在宅時でもインターホンを鳴らさずに置き配してもらう設定も可能です。「赤ちゃんが寝ている時間にチャイムで起こされたくない」「リモートワークに集中したい」といった要望にも柔軟に対応してもらえます。

もちろん、利用開始後に置き場所を変更したい場合や、インターホンの設定を変えたい場合も、配達担当者やコールセンターに連絡すればいつでも変更が可能です。

商品を保護するカバーはある？

コープデリでは、置き配時の商品の安全と品質を守るために、様々な工夫がされています。特に、盗難やいたずら、雨風から商品を守るための専用のセーフティカバーを無料で貸し出しています。

このカバーで配達用の箱全体をすっぽりと覆い、紐で結びます。さらに、その結び目には「封印シール」が貼られます。このシールは一度剥がすと元に戻せないため、配達後に誰かが開封したかどうか一目で分かるようになっており、セキュリティ対策として非常に有効です。

地域による対応の違い

カバーやシールの仕様は、利用する生協（コープみらい、おうちコープなど）によって若干異なる場合があります。詳細が気になる方は、加入時にお住まいの地域の担当者に確認することをおすすめします。

置き配は何時間くらい大丈夫？

最も気になるのが、特に夏場の食品の品質保持時間ではないでしょうか。コープデリでは、商品の温度帯に合わせて保冷対策を徹底しています。

冷蔵品：保冷剤を入れた発泡スチロールの箱で届けられます。
冷凍品：保冷剤に加えてドライアイスも同梱し、厳重に温度管理されています。

利用者へのアンケート調査などの情報によると、季節によって差はありますが、以下が品質を保てる目安時間とされています。

夏場：3時間～4時間程度
冬場：6時間～8時間程度

もちろん、これはあくまで目安です。帰宅が夜遅くなるなど、長時間商品をそのままにしておくのが心配な場合は、無料でドライアイスを増量してもらうことも可能です。希望する際は、事前に配達担当者へ伝えておきましょう。

コープデリ公式サイト

利用後の箱や保冷剤の回収方法は？

商品が入っていた発泡スチロールの箱や折りたたみコンテナ、保冷剤などは、次回の配達時に配達担当者が回収してくれます。そのため、自分で処分する必要はありません。

次回の配達日まで、空になった箱を玄関先など、いつも商品を置いてもらっている場所にまとめて置いておくだけで大丈夫です。常温品が入っていたプラスチック製のコンテナは、簡単に折りたたんでコンパクトにできるため、保管場所に困ることも少ないでしょう。

不要になったカタログや注文書、牛乳パックなども一緒に回収してもらえるので、資源ごみを出す手間が省けてとても便利ですよ。

コープデリの置き配ができない時の対処法

置き配ができないケースとは？
オートロックの場合はどうする？
マンションでの注意点は？
急に受け取れない時の対応
配達日時の変更はできる？
コープデリの置き配を賢く利用しよう

置き配ができないケースとは？

非常に便利な置き配サービスですが、利用できないケースも存在します。主に、利用するサービスの種類や住居の規約が関係してきます。

まず、コープデリのサービスの中でも「指定日お届けコープ」は、手渡しが基本のため置き配に対応していません。不在の場合は、一般的な宅配便と同様に不在連絡票が投函され、再配達の手続きが必要になります。

また、お住まいのマンションの管理規約で、共用廊下や玄関前への私物の設置が厳しく禁止されている場合も、置き配を利用することは難しくなります。この場合は、後述するオートロックのケースと同様の対策を検討する必要があります。

オートロックの場合はどうする？

オートロック付きマンションでの置き配は、多くの方が悩むポイントです。配達担当者がマンション内に入れないため、玄関先まで商品を届けることができません。しかし、解決策はいくつかあります。

対策方法	内容	注意点
管理人・管理会社に相談	配達時間帯にオートロックを解錠してもらう、または一時的に商品を預かってもらうよう依頼する。	事前に許可を得る必要があります。マンションによっては対応不可の場合もあります。
スマート置き配の導入	ライナフ社が提供する「スマート置き配」など、専用システムを導入しているマンションであれば、認証された配達員のみがオートロックを解錠できます。	マンション自体がシステムを導入している必要があります。
他の組合員と連携	同じマンション内の他のコープデリ利用者が在宅している場合に、解錠してもらう。	常に誰かが在宅しているとは限らないため、確実な方法ではありません。
エントランスへの置き配	管理会社の許可を得た上で、エントランスの共有スペースに置いてもらう。	盗難のリスクや、他の住民とのトラブルに注意が必要です。

最も重要なのは、コープデリの利用を開始する前に、必ずマンションの管理人や管理会社に相談し、置き配が可能かどうか、可能な場合はどの方法なら良いかを確認しておくことです。

マンションでの注意点は？

前述の通り、オートロックの有無にかかわらず、マンションで置き配を利用する際は管理規約の確認が最優先です。「共用部分に私物を置くこと」に関するルールは必ずチェックしましょう。

管理会社から許可を得て玄関前に置き配をしてもらう場合でも、隣人への配慮は大切です。通路の妨げにならないか、ベビーカーや車いすの通行に支障が出ないかなどを考慮し、場合によっては「〇曜日に一時的に荷物が置かれますが、ご迷惑でしたらお声がけください」と一声かけておくと、後のトラブルを未然に防ぐことにつながります。

急に受け取れない時の対応

配達当日に急な体調不良や用事で在宅できなくなった場合でも、特に焦る必要はありません。前述の通り、事前の連絡がなくても、コープデリは自動的に置き配で対応してくれます。

ただし、注意点として、コープデリはルート配送のため、一度配達された商品の再配達サービスはありません。もし置き配場所の指定をしておらず、オートロックなどで配達員が中に入れなかった場合は、残念ながらその週の商品は受け取れないことになります。このような事態を避けるためにも、事前の置き場所設定は非常に重要です。

コープデリ公式サイト

配達日時の変更はできる？

コープデリの宅配は、地域ごとに決められたルートを巡回する「ルート配送」というシステムで運営されています。このため、原則として個別の配達曜日や時間帯の変更はできません。

毎週決まった曜日の決まった時間帯に届くという安定性がある反面、個人の都合に合わせた柔軟な日時指定が難しい点はデメリットと言えるかもしれません。どうしてもその曜日・時間帯での受け取りが困難な場合は、担当者に事情を説明して相談してみる価値はありますが、変更が認められるケースは少ないのが実情です。その場合は、サービスの利用自体を見直すか、置き配を前提とした利用方法を確立する必要があります。